宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/27 --- ---
9/26 --- ---
9/25 --- ---

黒点  9/27 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:33 341 -0.4
-2 h 343 -0.1
-4 h 350 +0.8
-6 h 356 -0.9
-8 h 364 +0.9
-10 h 374 +0.9
-12 h 382 +1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
9/27 0.7 4x10^1
9/26 0.6 5x10^1
9/25 0.6 7x10^1
9/24 0.6 8x10^1
9/23 0.5 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/22 13:20 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点です。
2019/ 9/23 12:26 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静かです。とても小さい黒点が現れています。
2019/ 9/24 13:06 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/25 13:39 高速太陽風が到来しています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/26 12:23 太陽風の速度は下がって、やや低速です。次の高速風が近付いています。
最新のニュース

2019/ 9/27 12:39 更新
太陽風は低速の状態が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

再び、景山植光さんよりお送りいただいた、
カナダ・イエローナイフのオーロラ写真を紹介します。
撮影時刻としては、前に紹介した写真の2夜前にあたる、
現地19日1時52分(世界時19日7時52分)です。

この日の太陽風は、380km/秒とやや低速で、
磁場強度も3nTとやや弱い状態でした。
磁場の南北成分は、0nT付近に留まっていて、
AE指数は変化の見られない状態だったのですが、
この写真の少し前に、太陽風の磁場が -2nTくらいに弱く南を向き、
AE指数に100nTくらいのとても小さい変化が発生しています。

景山さんによると、この日は0時過ぎまでオーロラは出ず、
1時半頃にやっと薄いオーロラアーチが現れ、
そのまま暗いオーロラが見えていた後、
写真の時に1分間くらいの短いブレークアップが発生したそうです。
写真の撮影時刻は10秒間隔となっていて、あっという間の変化だった様です。

太陽風の小さい変化による小さいオーロラ活動です。
時間は短くても、地上ではこの様なオーロラを見ることができるのですね。
興味深い写真をどうもありがとうございます。



太陽風は、速度は340km/秒に下がり、
磁場強度も1nTと弱くなっています。
高速太陽風の到来が近付いていると思われますが、
変化はまだ始まっていません。

27日周期の図を見ると、前周期よりも変化の始まりは遅れています。
タイミングが前後することは普通のことですので、
この後の変化の始まりに注目してください。

磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化がありません。


太陽は、無黒点が続いています。
SDO衛星AIA193では、東端(左端)に明るい領域が見えています。
ここから黒点が現れるでしょうか。




カナダ・イエローナイフで、現地19日1時52分(世界時19日7時52分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地19日1時52分(世界時19日7時52分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地19日1時52分(世界時19日7時52分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。