宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 9/25 13:39 更新 高速太陽風が到来しています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 昨日に続いて、景山植光さんよりお送りいただいた、 カナダ・イエローナイフのオーロラ写真を紹介します。 撮影時刻は、昨日の写真の2時間後、現地21日2時(世界時21日8時)です。 太陽風の状況は昨日の紹介と同様で、 速度は350km/秒と低速ですが、 磁場は -5nT程度の南向きに振れていました。 このため、AE指数は少し高まって、 300nTくらいの変化になりかけている頃です。 イエローナイフでは、このタイミングで最も活発に オーロラの輝きが見えていたのでしょう。 1〜2分間隔の連続写真です。 空全体に広がる様子が想像できそうです。 どうもありがとうございます。 昨夜から太陽風の速度が上がり始め、 今朝にかけて500km/秒の高速風に達する変化になっています。 磁場強度も、今日未明に17nTに達する変化をしています。 現在は既に4nTに下がっています。 27日周期の図で、前周期の8月27日に到来した高まりが、 1日ほど遅れてやって来た様です。 磁場の南北成分は、全体としては北寄りに変化していて、 時々南向きに振れいている程度です。 このため、磁気圏の活動は比較的穏やかで、 AE指数は、300nTの変化が起きている程度です。 グラフの後半はほとんど変化していません。 前周期を参考にすると、 今回の太陽風の高まりは短い時間で終わりそうですが、 SDO衛星AIA193では、次のコロナホールが太陽の中心に見えていて、 明後日には、こちらの影響が始まりそうです。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) 景山植光氏 カナダ・イエローナイフで、現地21日2時9分(世界時21日8時9分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 カナダ・イエローナイフで、現地21日2時11分(世界時21日8時11分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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