宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/25 --- ---
9/24 --- ---
9/23 --- ---

黒点  9/25 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 482 -0.1
-2 h 481 +2.0
-4 h 491 +3.9
-6 h 474 +5.0
-8 h 465 +6.4
-10 h 470 +7.4
-12 h 403 +3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -6 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^0
9/25 0.6 7x10^1
9/24 0.6 8x10^1
9/23 0.5 5x10^1
9/22 0.6 1x10^2
9/21 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/20 10:37 太陽風は低速の風に変わっています。磁気圏も穏やかです。
2019/ 9/21 14:25 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。一時的に小さい黒点が現れました。
2019/ 9/22 13:20 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点です。
2019/ 9/23 12:26 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静かです。とても小さい黒点が現れています。
2019/ 9/24 13:06 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2019/ 9/25 13:39 更新
高速太陽風が到来しています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日に続いて、景山植光さんよりお送りいただいた、
カナダ・イエローナイフのオーロラ写真を紹介します。
撮影時刻は、昨日の写真の2時間後、現地21日2時(世界時21日8時)です。

太陽風の状況は昨日の紹介と同様で、
速度は350km/秒と低速ですが、
磁場は -5nT程度の南向きに振れていました。
このため、AE指数は少し高まって、
300nTくらいの変化になりかけている頃です。
イエローナイフでは、このタイミングで最も活発に
オーロラの輝きが見えていたのでしょう。

1〜2分間隔の連続写真です。
空全体に広がる様子が想像できそうです。
どうもありがとうございます。



昨夜から太陽風の速度が上がり始め、
今朝にかけて500km/秒の高速風に達する変化になっています。
磁場強度も、今日未明に17nTに達する変化をしています。
現在は既に4nTに下がっています。

27日周期の図で、前周期の8月27日に到来した高まりが、
1日ほど遅れてやって来た様です。

磁場の南北成分は、全体としては北寄りに変化していて、
時々南向きに振れいている程度です。
このため、磁気圏の活動は比較的穏やかで、
AE指数は、300nTの変化が起きている程度です。
グラフの後半はほとんど変化していません。

前周期を参考にすると、
今回の太陽風の高まりは短い時間で終わりそうですが、
SDO衛星AIA193では、次のコロナホールが太陽の中心に見えていて、
明後日には、こちらの影響が始まりそうです。


太陽は、無黒点で穏やかです。



カナダ・イエローナイフで、現地21日2時8分(世界時21日8時8分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地21日2時9分(世界時21日8時9分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地21日2時11分(世界時21日8時11分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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