宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 9/10 13:27 更新 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 昨日に続いて、高坂雄一さんよりお送りいただいた、 カナダ・イエローナイフで現地6日の夜(世界時7日午前)に撮影された オーロラの写真を紹介します。 前日と違って、この日の太陽風は速度が400km/秒台後半に下がり、 AE指数の変化も300〜500nTと一段弱くなっていました。 高坂さんも、磁気圏の活動度が下がっていることを把握していて、 オーロラの変化には期待していなかったそうですが、 実際にはピンクの発色がとても多く、 頭上で何度もグルグルと回り続けていたそうです。 高いところの赤色や、緑の下のピンクなど、 彩りの鮮やかなオーロラです。 指数を参考にしながらも、実際に空を見ることが大切なのですね。 美しい写真をありがとうございます。 昨日、420km/秒と平均的な速さになっていた太陽風の速度は、 ニュースの後に再び高まり、520km/秒の高速風になりました。 その後、今朝にかけて460km/秒へ下がって行ったのですが、 グラフの最後でまた500km/秒に戻っています。 前周期も400km秒台後半を推移していたのですが、 その高まりが今回も続いている様です。 AE指数は、瞬間的に1000nTに達する変化など、 500nTを超える変化が繰り返し発生しています。 磁気圏活動の高まりは続いている様です。 前周期の太陽風は、もう2日ほど400km/秒台を保って、 その後300km/秒台に下がっています。 今回も同様の変化になるのでしょうか。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、少し下がって、 2つの衛星とも1万に届かなくなっています。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・イエローナイフで、現地6日夜(世界時7日午前)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・イエローナイフで、現地6日夜(世界時7日午前)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・イエローナイフで、現地6日夜(世界時7日午前)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |