宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 9/ 7 11:17 更新 太陽風は速度が少し下がって、やや高速の状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒から470km/秒へ少し下がり、 やや高速の状態です。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風もこの辺りで500km/秒台を割り、 以降、450km/秒付近で推移しています。 今回も同様の変化になるのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 南北成分の南向きの変化はあまり見られず、 磁気圏も次第に穏やかになっています。 AE指数は、時々、小中規模の変化が起きている程度です。 目立った変化ではありませんが、 世界時6日22時半頃に、南極の昭和基地で撮影された オーロラの動画を掲載します。 AE指数は小さい変化に留まっていますが、 なかなかきれいなオーロラです。 例年通りであれば、 昭和基地のオーロラの撮影は残り1か月程度です。 SDO衛星AIA193では、太陽の中央部から東側(左側)にかけて、 コロナがぼんやり光っているだけで、コロナホールは見られません。 今回の太陽風の高まりが終わると、 太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 太陽は、無黒点で穏やかです。 南極・昭和基地の全天カメラで、世界時6日22時半に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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