宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 9/ 9 12:46 更新 太陽風は平均的な状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 高坂雄一さんより、カナダ・イエローナイフで、 現地5日の夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラの写真をいただきました。 500km/秒を割りかけていた太陽風の速度が、550km/秒に再び高まり、 磁場も南寄りに変化して、 AE指数で800nT程度の中規模の変化が起きていた頃です。 現地では、雲が速いスピードで行き来していたものの、 とても活発なオーロラを見ることができたそうで、 観測していた22時から3時までの時間が すぐ経過したように感じられたそうです。 写真は、6日にすぐ送って下さっていたのですが、 出張で鹿児島を離れていたので、紹介できるのが今日になってしまいました。 撮影されている方たちの様子がとてもうらやましいです。 どうもありがとうございます。 太陽風は、420km/秒前後と平均的な速さが続いています。 磁場強度も、5nT前後と平均的です。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 磁気圏も活動的になっていて、 AE指数は、500nT程度の中規模の変化が連続的に発生しています。 27日周期の図で前周期の太陽風を見ると、 もう3日ほどは400km/秒をやや超えるくらいの速度が続き、 その後、400km/秒を割る様に変わっています。 変化としては小さいものですが、今回はどの様に推移するでしょうか。 太陽は無黒点です。 放射線帯の高エネルギー電子は、少し減少して、 1万に達したのは、GOES15の青線だけになっています。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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