宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:34)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 2 --- ---
9/ 1 --- ---
8/31 --- ---

黒点  9/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2748 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:25 686 -0.8
-2 h 679 +1.1
-4 h 677 -0.8
-6 h 730 -3.6
-8 h 663 +2.6
-10 h 692 -3.7
-12 h 689 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -47 -/ -
-2 h -42 -/ -
-4 h -50 -/ -
-6 h -37 -/ -
-8 h -52 -/ -
-10 h -42 -/ -
-12 h -42 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 9x10^3
9/ 2 0.5 8x10^4
9/ 1 0.6 2x10^4
8/31 0.8 5x10^2
8/30 0.6 5x10^1
8/29 0.7 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 8/28 12:29 太陽風速度の変化が到来し、やや高速になっています。
2019/ 8/29 09:47 太陽風速度の高まりは終わり、平均的な状態です。
2019/ 8/30 10:06 太陽風は平均的な状態です。今後コロナホールの影響が始まりそうです。
2019/ 8/31 10:19 高速太陽風が到来し、速度は570km/秒に高まっています。
2019/ 9/ 1 14:37 太陽風の速度は750km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2019/ 9/ 2 14:34 更新
700km/秒程度の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

高速の太陽風が続いています。
昨日の750km/秒からは少し下がりましたが、
650〜700km/秒と高い速度を保っています。
磁場強度は、6nTから5nTに少し下がった程度で、
平均的な値を保っています。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの初めから中盤にかけて、
-5nT程度の南向きの変化が頻繁に発生しています。
速度が高まっていることも重なり、
磁気圏の活動はかなり活発になっています。
AE指数のグラフでは、
1000nTを超える大規模な変化が何度も発生し、
最大の変化は1800nTに達しています。

AE指数のグラフで特に大きく変化している時間ではありませんが、
世界時1日20時過ぎの昭和基地のオーロラの動画を掲載します。
空全体に渦を巻く様な見事なオーロラが撮影されています。

太陽風のグラフでは、終わり頃の磁場の南北成分は、
南向きの変化が小さくなっています。
これに合わせる様に、
AE指数の変化も最後は700nT程度になっています。
このまま磁場の南向きの変化が小さくなる様であれば、
磁気圏の変化も小さくなっていくでしょう。

SDO衛星AIA193では、
今回の高速太陽風をもたらしたコロナホールは、
太陽の西の端まで進んでいます。
この後は、太陽風の高まりも次第に弱まって行くでしょう。


太陽は、昨日現れた黒点に2748群と番号が付けられています。
X線グラフは、とても小さい変化が見えている程度で穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、1万を超えて高まっています。
明日は更に高まるでしょうか。




南極・昭和基地の全天カメラで、世界時1日20時過ぎに撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。