宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/29 09:47 更新 太陽風速度の高まりは終わり、平均的な状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後にかけて500km/秒に上がり、 その後低下を始めて、現在は410km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態が続いています。 磁場の南北成分は、グラフの前半は弱い北寄りでしたが、 その後は、0nT付近で小さく変化する様になっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化は見られません。 コロナホールによる太陽風の高まりは、一段落ついた様です。 一方、次のコロナホールが太陽の中心に広がっています。 前の周期と比較すると(1枚目の図)、 コロナホールの広がりは前周期よりも増しています。 27日周期の図では、 前周期の太陽風は8月5日から速度の上昇が始まって、 700km/秒を超えるくらいに高まり、高速風は6日ほど続いています。 今回の太陽風は、より大きな高まりになるかもしれません。 到来は2〜3日後くらいになりそうです。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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