宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/30 10:06 更新 太陽風は平均的な状態です。今後コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、 再び400km/秒へ戻っています。 現在は平均的な速さです。 2nTに下がっていた磁場強度は、 4〜5nTと平均的な値に戻っています。 南北成分は、グラフの前半は0nT付近でしたが、 後半は北寄りになっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽中央部のコロナホールは西に進み、 先頭(右端)は、西半球の真ん中近くに達しています。 明日くらいから太陽風の変化が始まりそうです。 磁場の強まりが始まって、南向きに大きく変化すると、 磁気圏の活動も高まります。 今後のオーロラの活動の高まりにも注目してください。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 SILSOの速報値では、8月8日以降無黒点の日が続いています。 8月の黒点相対数もかなり低い値になりそうです。 新居浜で高専スペースキャンプに参加しています。 参加しているおよそ30名高専生たちは、 昨夜から超小型衛星のモデル機の製作に取り組んでいます。 ただ、今朝から雨になっていて、 午後に予定されている屋外実験ができるかどうか心配です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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