宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/25 10:29 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から340km/秒に少し下がっていますが、 低速の状態が安定して続いています。 磁場強度は、3nTから2nTへ更に下がりかけていて、 弱い状態です。 磁場の南北成分は、南向きにも変化していますが、 振れ幅は小さいため磁気圏への影響は小さく、 AE指数は時々小さい変化が起きている程度で、 磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心に達しています。 ここから地球の方向に吹き出している速度の高い太陽風は、 3日ほどかけてやって来ます。 27日周期の図の前周期を参考にすると、 変化の始まりは、明後日、27日頃になりそうです。 また、太陽の東端(左端)にも次のコロナホールが見えています。 こちらは、前周期の8月5日に始まる高速太陽風をもたらした領域です。 単純に27日後と考えると、 今回の乱れは9月1日くらいに始まりそうです。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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