宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/27 13:16 更新 太陽風は低速ですが、これから速度が高まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 310km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態は続いています。 磁場強度は、今朝くらいまでは5nTで安定していましたが、 その後やや強まって、5〜10nTの間を上下する様になっています。 27日周期の図の前周期のグラフを見ると、 前周期も7月30日から磁場強度が10nTに高まっています。 今回、この変化が回帰してきた様です。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場が強まった頃から、南北に大きく変化するようになっていて、 南向きにやや強まる、-8nTの変化も発生しています。 しかし、太陽風の速度が遅いためか、 AE指数には目立った変化はまだ起きていません。 今後の推移に注目して下さい。 前周期は、550km/秒程度まで速度が高まりました。 この後、速度の変化が始まりそうです。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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