宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/24 10:38 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風は、低速の風が続いています。 速度は、380km/秒から360km/秒へ少し下がっています。 磁場強度は、3nT前後とやや弱い状態です。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は、小さい変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部の東寄り(左寄り)にコロナホールが見えています。 この領域は、27日前、54日前にも見えていました(1枚目の図)。 54日前から27日前にかけては、広がりが増していますが、 27日前から現在にかけては、あまり変化していない様です。 27日周期の図を見ると、 前の周期は7月31日から太陽風の速度が上がり、 550km/秒くらいまで高まっています。 今回も同様と考えると、 3日後の27日くらいから速度の変化が始まりそうです。 太陽風磁場の強まりはこれに先だって発生するので、 オーロラ活動の高まりは、26日から見られるかもしれません。 太陽は無黒点が続いています。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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