宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/ 5 12:47 更新 太陽風の高まりが始まりました。速度は更に高まる可能性があります。 担当 篠原 今朝から太陽風の変化が始まり、 磁場強度は15nTへ(現在は10nT)強まり、 速度は450km/秒とやや高速になっています。 コロナホールの影響が始まった様です。 この後、速度は更に高まって行くと思われます。 27日周期の図を見ると、 前周期と同じくらいのタイミングで始まっています。 前周期の太陽風は、1日ほどかけて600km/秒の速度に達しました。 今後の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場が強まった後は南寄りの変化になっていて、 -10nTに達する変化も到来しています。 AE指数のグラフにはまだ目立った変化は起きていませんが、 今後、磁気圏の活動が活発になる可能性があります。 速度の高まりとともに、磁場の南向きの変化にも注目してください。 太陽は無黒点です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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