宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/31 12:49 更新 太陽風の速度がやや高まっています。 担当 篠原 昨夜から、太陽風の速度と磁場強度が高まり、 速度は470km/秒とやや高速になり、 磁場強度も一時的に10nTまで高まりました。 磁場は、現在は3nTへ下がっています。 SDO衛星AIA193に見えていたコロナホールの影響としては、 まだ早い印象です。 むしろ、これからコロナホールの影響で、 太陽風が一段と高まっていく可能性があります。 磁気圏の活動は、やや高まっている程度です。 AE指数は、後半から400nTの小規模の活動が 繰り返し発生する様になっています。 現在は磁場強度が下がってしまったので、 磁気圏の活動は弱まっていきそうです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが西半球の半分近くまで進んでいます。 引き続き、こちらの影響に注目してください。 太陽は今日も無黒点です。 静かな状態が続いています。 7月の無黒点日は、29日に達しそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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