宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 --- ---
7/22 --- ---
7/21 --- ---

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
2745 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 399 +0.4
-2 h 396 +1.5
-4 h 383 +0.1
-6 h 376 +0.1
-8 h 408 -2.2
-10 h 405 +1.2
-12 h 424 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -7 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^1
7/23 0.5 3x10^1
7/22 0.5 1x10^3
7/21 0.9 2x10^3
7/20 0.6 2x10^3
7/19 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 7/18 12:27 太陽風は400km/秒台を推移しています。
2019/ 7/19 12:31 太陽風はやや低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2019/ 7/20 10:05 太陽風は低速の状態になり、磁気圏も穏やかです。
2019/ 7/21 09:53 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2019/ 7/22 12:31 太陽に小さい黒点が現れています。太陽風は低速の状態です。
最新のニュース

2019/ 7/23 12:25 更新
黒点は見えなくなりました。太陽風は平均的な速度になっています。

担当 篠原

昨日太陽に現れた黒点は、2745群と番号が付けられました。
しかし、SDO衛星の可視光写真によると、
今朝くらいに見えなくなった様です。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
明るく光っている領域として見えています。

X線グラフに変化はなく、
太陽は穏やかな状態が続いています。


太陽風は、昨日のニュースの後に速度の上昇が始まり、
平均的な速さ程度ですが、深夜に430km/秒に達しました。
その後は少し下げて、400km/秒前後を推移しています。

また、10nT近くに高まっていた磁場強度は、
夜になると下がり始め、
以降は5nT前後と平均的な値になっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の6月26日に見られた、
速度の弱い高まりが回帰してきた様です。
前周期は1日程度で高まりは終わったので、
今回も明日には低速風に戻っているかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場強度が高まっていた頃に、
-5nT程度の南向きの変化が繰り返し発生しています。
このため、AE指数には500〜700nTの中規模の変化が発生しています。
しかし、磁場強度が下がり始めた後は、
南北成分は0nT付近に留まるようになり、
磁気圏も静かになっています。

今日のSDO衛星AIA193では、
赤道や低緯度域にコロナホールは見られません。
今後、太陽風は低速の風が続きそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。