宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/19 12:31 更新 太陽風はやや低速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に400km/秒台を割り、 370〜380km/秒とやや低速の状態になっています。 磁場強度は、今朝までは5nT前後が続き、 現在は2nTに下がっています。 27日周期の図のセクターのグラフを見ると、 太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが起きています。 磁場強度の弱まりは、 この変化に関係しているのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく変化しています。 速度が下がってきたこともあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化の見られない状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球の中緯度から極域にかけてコロナホールが見えています。 緯度が高めなので、地球への影響は小さそうです。 前周期の太陽風は、6月26日に400km/秒に上がった程度でした。 太陽は、無黒点で穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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