宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/21 09:53 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日320km/秒に下がった後は安定していて、 低速の風が続いています。 磁場強度は、3nTから4nTに少し上がって、 平均的な状態に戻りかけている様です。 磁場の南北成分は、全体的に北寄りで推移しています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西に進んでいます。 明日以降に、この領域の影響が見られるかもしれません。 また、太陽の東側(左側)にはコロナホールは見られず、 太陽風は、穏やかな状態がしばらく続きそうです。 27日周期の図でも、 前周期は右端の7月3日まで穏やかな太陽風が続いています。 前周期の次の太陽風速度の高まりは、 グラフを飛び出して、7月9日に始まっています。 27日後に回帰すると考えると、8月5日頃になります。 太陽は穏やかで、無黒点が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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