宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/15 12:57 更新 太陽風は400km/秒台中盤を推移しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に450km/秒へ少し上がり、 以降、ゆっくりと下がって、430km/秒に戻ったところです。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い北寄り、後半は弱い南寄りになっています。 変化としては小さいので、磁気圏への影響も弱く、 AE指数のグラフは、後半に小規模の変化が増えている程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南半球側に淡いコロナホールが見られ、 弱い影響がやって来るかもしれませんが、 基本的には太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は無黒点で、特に活動は見られません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 ゆっくりと減少が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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