宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/14 14:45 更新 太陽風は平均的な速度に戻りかけています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 450km/秒から430km/秒へ少し下がり、 平均的な状態に戻りかけています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で推移していますが、 時々、南向きに変化して、 AE指数に500nT程度の変化を起こしています。 全体としては穏やかに推移しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の6月17日以降は、 太陽風は300km/秒台の低速の状態が続いています。 今回も、今後は同様に下がって行くのでしょうか。 太陽は無黒点です。 SDO衛星AIA193の南西(右下)の明るい領域で、 小さい爆発現象が起きています。 弱いCME(太陽ガスの放出現象)が飛び出しているかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日よりも減少して、10,000を割っています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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