宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/13 13:23 更新 太陽風はやや高速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は、450km/秒とやや高速の状態が続いています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、グラフの初めは南寄りですが、 次第に北寄りに変わっています。 磁気圏は全体としては穏やかで、 AE指数は、磁場が南寄りになった頃に 500nTの変化が起きていますが、 以降は変化がなくなっています。 27日周期の図では、 前周期の太陽風はグラフの最後まで穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、淡いコロナホールが見える程度で、 この後の太陽風も穏やかな状態が続きそうです。 太陽は今日も無黒点です。 X線グラフも変化はありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日と同程度になっていて、 GOES15(青線)が10,000に達するくらいになっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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