宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/ 6 14:52 更新 太陽風の速度は下がって、低速風になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝までは400km/秒台を保っていましたが、 その後低下して、現在は350km/秒と低速風に戻っています。 太陽風速度の高まりは、前周期よりも小さくなっていた様です。 磁場強度も、5nTから4nTへやや下がっています。 磁場の南北成分の変化は小さく、磁気圏は穏やかで、 AE指数は小規模の変化が2〜3回起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 北半球側のコロナホールが太陽の中央線を越えて、 西半球側に進んでいます。 地球への影響は、明後日くらいからとなりそうです。 27日周期の図では、 前周期の6月13〜14日に太陽風速度の高まりが到来しています。 今回はコロナホールの広がりが27日前よりも大きくなっているので、 太陽風への影響も強まる可能性があります。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 今日の昼過ぎに成田に着きました。 これから鹿児島へ移動します。 成田は小雨で気温もあまり高くなく、 冬から夏へ変わる驚きはありませんでした。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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