宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 7/ 3 08:40 更新 太陽風はより低速になっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、低速の状態が続いていますが、 速度は、350km/秒から310km/秒へより遅くなっています。 磁場強度は、5nT前後と平均な値になっています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは南寄りが続き、 その後、北寄りになっています。 AE指数のグラフは、中盤までは読み取りができませんが、 グラフの前半はやや活発だった可能性があります。 現在は、速度が更に遅くなり、 磁場は北寄りに振れているので、 磁気圏は穏やかになっているでしょう。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは太陽の西側に進んでいます。 2〜3日後から太陽風の高まりがやって来る可能性があります。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化はありません。 今日の皆既日食は、天候に恵まれて、 最初から最後まで(最後は欠けたまま山に沈みましたが)、 しっかりと見ることができました。 皆既中は、太陽活動の極小期らしい 東西方向に伸びるコロナを見ることができました。 明日はこちらに滞在して、明後日、チリを発ちます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |