宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (06:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 4 --- ---
7/ 3 --- ---
7/ 2 --- ---

黒点  7/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:04 361 -0.2
-2 h 368 -1.3
-4 h 370 -2.9
-6 h 353 +0.6
-8 h 358 +2.5
-10 h 345 +2.0
-12 h 313 -2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
05:30 -1 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^0
7/ 4 0.6 8x10^0
7/ 3 0.6 1x10^1
7/ 2 0.5 1x10^1
7/ 1 0.6 1x10^1
6/30 0.6 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 6/29 11:29 小さい黒点が発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2019/ 6/30 08:11 太陽風は低速風が続いています。太陽は無黒点です。
2019/ 7/ 1 13:31 太陽風は低速です。太陽の南半球に新しい活動周期の黒点が現れています。
2019/ 7/ 2 07:42 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点に戻っています。
2019/ 7/ 3 08:40 太陽風はより低速になっています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2019/ 7/ 4 06:15 更新
太陽風は少し速度が上がっていますが低速です。皆既日食の写真をどうぞ。

担当 篠原

現地7月2日夕方(日本時間3日朝)の皆既日食の写真を紹介します。
1枚目は、月が太陽を完全に隠す第2接触の瞬間のダイヤモンドリングです。
双眼鏡で眺めるととても美しい光景です。
2枚目は、皆既中のコロナの様子です。
コロナは明るさの差が大きく、
広がりを表現するには複数の露出の写真を合成する必要があります。
掲載しているのは撮影したままの写真ですが、
左右に太いコロナの筋が伸びている様子が分かります。



太陽風は、速度が360km/秒に少し上がっています。
低速の状態は続いています。
磁場強度は5nTで安定しています。

太陽風磁場の南北成分は、
ゆっくりと南北に変化しています。
磁気圏では、これに合わせて小規模の活動が起きていて、
AE指数は300〜400nTの変化が起きています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールが更に西に進んでいます。
明日か明後日くらいから、太陽風が高まる可能性があります。
今後の推移に注目してください。

太陽は無黒点で、穏やかです。




こちらの明日の朝に滞在地を出発して、日本に向かいます。
更新は可能な時点で行います。
7日以降は、通常の状態に戻ります。




現地7月2日16時38分(世界時20時38分)にチリで撮影した、皆既日食のダイヤモンドリング。
(c) 篠原 学


現地7月2日16時39分(世界時20時39分)にチリで撮影した、皆既日食のコロナ。
(c) 篠原 学


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。