宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/ 2 07:42 更新 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点に戻っています。 担当 篠原 昨日350km/秒に上がった太陽風の速度は、 現在もこの状態が続いています。 磁場強度は、8nTから4nTヘ下がっていて、 太陽風は特に高まることはありませんでした。 磁場のデータは途中が途切れていますが、 南北成分は南寄りの傾向が続いているようです。 AE指数のグラフもエラーが続いていますが、 所々で太くなる変化が見えていて、 弱い磁気圏の活動が起きている様です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 注目しているコロナホールが太陽の中心に達しています。 3〜4日後くらいにこの領域の影響が到来しそうです。 27日周期の図では、前周期の6月8〜9日に 470km/秒に達するやや高速の太陽風が到来しています。 この変化の回帰と思われますが、 今回はコロナホールがはっきりと見える様になっているので、 太陽風の変化もより高まるかもしれません。 7月5〜6日頃に注目してください。 昨日、太陽の南側に見えていた小さい黒点は、 夜になると消えてしまいました。 現在は無黒点です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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