宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 6/30 08:11 更新 太陽風は低速風が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、310km/秒付近まで下がっています。 更に低速になっています。 磁場強度は、5nTから2nTに下がって、また5nTに戻っています。 こちらも穏やかに推移しています。 磁気圏は静穏で、AE指数は目立った変化は起きていません。 SDO衛星AIA193では、 東側(左側)の赤道域にコロナホールの暗い領域が見えています。 あと2日ほどで太陽の中心線に達して、 その3日後くらいに影響が始まりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の6月8〜9日に太陽風速度の高まりが到来しています。 この時は発生源がよく分からなかったのですが、 この領域が関係していたのかもしれません。 太陽は、昨日見えていた小さい黒点は、 夜なるとに消えてしまい、 現在は無黒点に戻っています。 X線グラフの変化もなく、太陽は穏やかです。 現在、乗り継ぎのためダラスにいます。 鹿児島空港を出発してちょうど24時間経ちました。 もう2時間ほどでサンチャゴ行きに乗ります。 次も10時間ほどのフライトです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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