宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 6/29 11:29 更新 小さい黒点が発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の中央部の東寄り(左寄り)に、小さい黒点が現れています。 掲載の可視光写真では、微かに見える程度です。 SDO衛星AIA193のコロナの写真で、小さく光っている領域です。 AIA193では、南西(右下)にも光っている領域があります。 ここは、磁場の強まりはできていますが、 黒点は見えていません。 この後、発生するでしょうか。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風は低速の状態が続き、 速度は340km/秒から330km/秒へ少し下がっています。 磁場強度は、5nTで安定しています。 磁場の南北成分の変化は小さく、 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかです。 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、太陽の東側(左側)の赤道付近に、 コロナホールが見えています。 広い領域ではありませんが、 次の太陽風の変化はこの領域がもたらすかもしれません。 今朝、鹿児島を出て、羽田経由で成田に向かっているところです。 夕方の便でアメリカへ向かい、チリ行きに乗り換えます。 さらに車に乗り継いで、観測地に着くのは日本時間月曜日の早朝です。 先は長いです。 この後の更新は、現地の状況次第です。 次の土曜日まで完全に停止するかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |