宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 6/25 12:01 更新 太陽に新しい黒点が発生しています。太陽風は低速の状態が続いています。 担当 篠原 昨日見えていた黒点は、2742群と番号が付きました。 昨夕にはその右側に新しい黒点が発生し、 2743群と番号が付けられています。 その後、入れ替わるように今日の未明に2742群は見えなくなって、 掲載の可視光写真に見えているのは、新しい2743群です。 X線グラフには特に変化はなく、 太陽は穏やかな状態が続いています。 太陽風は、速度が320km/秒に下がり、 低速の状態が強まっています。 磁場強度も、5nTから3nTの間を推移する程度で、 特に変化はありません。 27日周期の図の前周期に見られる太陽風の高まりは、 まだ始まっていません。 到来が遅れているのか、変化が弱まったのか、 引き続き注目してください。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは更に西に進み、 影響が始まる目安の位置に達しています。 磁気圏は静穏です。 AE指数は、小さい変化が起きている程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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