宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 6/26 11:47 更新 2743黒点群は小さくなっています。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の2743黒点群は、 小さくなりながら西の端に近付いています。 このまま沈むと、太陽は無黒点に戻りそうです。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風は、340km/秒の低速状態が続いています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱い状態で安定しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は既に速度が高まっていて、 今回はこの変化は消えてしまった様です。 磁気圏も穏やかな状態が続いていて、 AE指数は目立った変化は見られません。 SDO衛星AIA193では、 東側(左側)にかけてコロナホールは見られず、 太陽風は低速の状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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