宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 5/15 11:56 更新 高速太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏の活動も落ち着いています。 担当 篠原 太陽風は、今朝早くまで500km/秒台の高速の風が続きました。 現在は少し下がって、460km/秒とやや高速です。 一方、磁場強度は、 昨日の午後に15nTから10nTに一段下がりましたが、 現在までこの状態が続いています。 磁場の南北成分は、昨日のニュースのしばらく後まで -10nTを超えて南向きに強まった状態が続き、 AE指数は1800nTに達する激しい変化になっています。 その後、南北成分は0nT付近に下がり、 今朝からは弱い北向きになっています。 このため、磁気圏の活動も 今朝までは300〜500nTの小規模の変化が続きましたが、 グラフの最後は変化がなくなっています。 昨日、一昨日のニュースでお知らせした様に、 13日、14日に弱いCMEが発生しています。 今後、この影響がやって来る可能性があります。 太陽の2740黒点群はさらに小さくなっています。 2741群も次第に縮小している様です。 X線グラフも特に変化はなく、穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |