宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 5/12 09:31 更新 太陽風磁場の南向きの変化が続き、磁気圏の活動を高めています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽風磁場の南北成分は再び南向きに大きく振れ、 -12nTに変化しました。 速度は350km/秒と低速の状態ですが、 磁気圏の活動は高まって、 昨夜、11日21時(世界時11日12時)には、 AE指数が1700nTに達する大規模な変化が発生しています。 その後も磁場の南向きの変化は続き、 AE指数も500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 現在は、磁場強度は7nT、南北成分は -3nTとなっています。 磁場強度が下がってきて、 太陽風の変化は終わりに向かいそうです。 太陽は、X線グラフに変化はなく、穏やかな状態です。 右側の2740黒点群は、次第に小さくなっている様です。 放射線帯の高エネルギー電子が増加して、 10,000に近付いています。 明日は更に高まるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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