宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/ 5/ 8 12:30 更新 2740黒点群の活動は続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 2740黒点群に続いて現れた2741黒点群も、 次第によく見える様になってきました。 昨日から今日にかけてのSDO衛星AIA193の動画を掲載します。 右側の2740黒点群の方がより活発に活動を起こしています。 7日21時(世界時7日12時)のC1.4の小規模フレアでは、 周囲のガスを吹き飛ばす様子も見えています。 この爆発では、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。 また、左側の2741黒点群でも、 動画の最後の頃に爆発が起きています。 X線グラフでは、Bクラスの弱い高まりとして観測されています。 引き続き、これらの黒点群の活動に注目して下さい。 太陽風は、370km/秒から340km/秒へ下がり、 さらに低速になっています。 磁場強度も、3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、南寄りになる時間帯があり、 この頃、AE指数は小規模の変化が発生しています。 その後、磁場の南北成分は0nT付近で小さくなっていて、 磁気圏も静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にコロナホールは見られません。 今後、CMEによる乱れが到来する可能性がありますが、 それがなければ、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 2つの黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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