宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 5/ 7 14:02 更新 C9.9など小規模フレアの発生が続いています。 担当 篠原 2740黒点群の活発な活動が続いています。 昨日のニュースの直後、6日14時(世界時6日5時)には、 C9.9とあと一歩でMクラスに達する規模の 小規模フレアが発生しました。 この規模のフレアは、 1年半前の2017年10月20日に発生したM1.1以来です。 2740黒点群では、 その後も6日22時半(世界時6日13時半)にC7.3など、 小規模フレアの発生が続いています。 活動の様子を、SDO衛星AIA193の動画で紹介します。 また、STEREO Ahead衛星のCOR2によると、 これらのフレアに伴ってCME(太陽ガスの放出現象)も発生し、 STEREO Ahead衛星から右方向(地球のある方向)に コロナのガスが飛び出しています。 3日後くらいに太陽風の乱れが到来するかもしれません。 そして、太陽の東端から次の黒点が現れ、 2741黒点群と番号が付けられています。 こちらの領域はどの様な活動度になっているでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽風は、370km/秒とやや低速の状態が続いています。 磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、小幅ですが南北に変化しています。 磁気圏では小規模の活動が起きている様で、 AE指数には、300〜400nTの小規模の変化が発生しています。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 2740黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2740黒点群の活動に伴って噴出しているCME。STEREO衛星COR2。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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