宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 5/ 2 08:55 更新 高速太陽風が始まりました。磁気圏の活動もやや高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くから上昇を始め、 300km/秒の低速風から、 現在は500km/秒の高速風に変わっています。 27日周期の図を見ると、 前周期と同じくらいのタイミングで速度の高まりが到来しています。 太陽風の磁場強度も、速度の高まりと共に少し強まり、 5〜10nTの間を変化しています。 磁場の南北成分は変化の幅が大きくなって、 -5〜-10nTの南向きの変化も発生しています。 速度の上昇と重なって、磁気圏の活動はある程度高まっています。 AE指数のグラフは、 小規模から中期後程度の変化になっている様です。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽風の高まりをもたらしているコロナホールは、 既に全体が西半球側(右側)に進んでいます。 太陽風の変化は、前周期と同様に2〜3日程度になりそうです。 太陽は、無黒点が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真も、 全体がぼんやりと光っているだけで、 太陽活動の極小期らしい姿です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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