宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 4/19 12:46 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、310〜320km/秒と、 低い状態で安定しています。 磁場強度は、 5nTから2nTに下がり、再び4nTに上がるという 小幅の変化をしています。 磁場の南北成分の振れ幅は小さく、やや北寄りの傾向です。 磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化が見られない状態です。 SDO衛星AIA193では、 南東側(左下)にコロナホールが見えています。 次に太陽風に影響を及ぼすのは、この領域になりそうです。 中心線の少し手前なので、 変化の始まりは4日後くらいになりそうです。 太陽は、2738黒点群が西の端に近付き、 沈もうとしています。 2739黒点群は、大きさに変化はありません。 太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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