宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 4/18 12:28 更新 新しい黒点が発生しています。太陽風は更に低速になっています。 担当 篠原 昨日の夕方から、2738黒点群の左側に新しい黒点が現れ、 2739黒点群と番号が付けられています。 出現緯度は北緯5度と低く、 磁場の並びも現在の第24期の順番です。 フレア活動の高まりはなく、 X線グラフは変化のない状態が続いています。 太陽風は、速度が320km/秒に下がり、 更に低速になっています。 磁場強度は、2nTから4nTに少し上がって、 平均的な値に戻りかけています。 太陽風磁場の南北成分は、 全体としては北寄りの傾向になっています。 このため、AE指数のグラフは変化がなくなり、 一時的に磁場が南を向いた頃に、 200nTの小さい変化が起きているだけです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部に目立つコロナホールはなく、 低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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