宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 4/14 14:36 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後からゆっくりと低下して、 370km/秒と低速の状態に変わっています。 磁場強度も、2nTに下がって弱くなっています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく変化する程度です。 速度が下がってきたこともあり、 磁気圏の活動は次第に小さくなっていて、 AE指数のグラフの後半は、変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の赤道や低緯度域にはコロナホールは見られません。 27日周期の図の前周期の変化の様に、 この後、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽の2738黒点群は、 大きい黒点の周囲に小さい黒点が現れたり消えたりしていますが、 全体としては目立った変化はありません。 X線グラフでは、Bクラスの小さい変化も少なくなっていて、 活動度は下がっている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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