宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 4/ 9 13:31 更新 太陽風の速度がやや高まりました。2738黒点群が大きく見えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夜にかけて470km/秒へやや高まり、 その後は低下に向かって、 現在は400km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度の強まりも終わって、5nTと平均的な値に戻っています。 太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りの傾向が続いています。 磁気圏の活動はやや高まった状態が続いていて、 AE指数では、500nT前後の中規模の変化が繰り返し発生しています。 この後、太陽風が低速風に変わるのであれば、 磁気圏の変化も小さくなっていくでしょう。 太陽は、2738黒点群が大きく見えています。 X線グラフでは、Bクラスの小さい変化が度々発生しています。 今のところ安定した状態に見えますが、 今後、Cクラスに達する様な活動を起こすでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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