宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 4/ 7 12:59 更新 太陽風の速度は400km/秒近くに下がっています。 担当 篠原 今日の未明まで、太陽風は480km/秒とやや高速でしたが、 その後下がって、420〜440km/秒となっています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 弱い南向きになる時間帯が繰り返し発生し、 磁気圏では小規模の活動が続いています。 AE指数では、300nT前後の変化が何度も発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南極域に大きなコロナホールが見えていますが、 赤道や低緯度域には見えません。 この後、太陽風は穏やかになっていきそうです。 太陽は、昨日見えていた小さい黒点も消えて、 無黒点になっています。 一方、太陽の東端の向こう側から 活動的な領域が近付いていて、 SDO衛星AIA193は、太陽の左端が明るく輝いています。 黒点が現れるかどうか注目してください。 太陽風速度の高まりの影響で、 放射線帯の高エネルギー電子が増加して、 GOES15衛星の赤線が1万に達しています。 太陽風の速度は下がってきたので、 これ以上大きく増加することはないでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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