宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 4/ 5 13:18 更新 太陽風の速度がやや高まっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 昨夜、太陽風の速度は500km/秒に上がり、 高速の太陽風が始まりました。 速度は、今日の午前中にかけて480km/秒前後で推移し、 現在は450km/秒とやや高速くらいに下がっています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態です。 SDO衛星AIA193の南西側(右下)に見えていた コロナホールの影響が来た様です。 コロナホールの広がりは続いているので、 太陽風の高まりもしばらく続く可能性があります。 引き続き推移に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、グラフの前半はやや大きく、 後半は小幅で南北に変化しています。 速度の高まりもあり、 AE指数は500〜 1000nTの中規模の変化が発生しています。 この後も、やや高まった状態が続くかもしれません。 2737黒点群は見えなくなり、太陽は無黒点です。 X線グラフも変化は見られません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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