宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 3/31 10:53 更新 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒から380km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 磁場強度も、3nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に小さく変化しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は時々小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北西側(右上)のコロナホールが、 地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。 この後、太陽風に弱い変化が見られるかもしれません。 また、太陽の南極域から中央部の南半球側にかけて、 コロナホールが淡く広がっています。 3〜4日後くらいに、こちらの影響がやって来るかもしれません。 その場合も変化としては小規模に留まりそうです。 太陽は無黒点が続いています。 X線グラフも変化はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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