宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 4/ 1 12:48 更新 太陽に新しい黒点が出現しています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の北東側(左上)に新しい黒点が発生し、 2737群と番号が付けられています。 SDO衛星の写真では、昨夜くらいから黒点が見え始めています。 磁場の並びは現在の第24活動周期の順番で、 出現緯度も北緯12度と低緯度寄りです。 X線グラフに特に変化はなく、 今のところ活動は静かです。 太陽風は、速度が400km/秒、磁場強度は4〜5nTと、 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 南に向いたり、北に向いたりしています。 こんため磁気圏の活動も少し高まって、 AE指数では、500nTに達する中規模の変化が数回発生しています。 SDO衛星の太陽コロナ写真では、 中央部の南半球側に、コロナホールが淡く見えています。 3日後くらいにこの領域の影響が見られるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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