宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 3/30 10:17 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度の高まりは、 昨日のニュースの頃が最高だった様で、 以降はゆっくりと下がって行って、 現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。 高速風は1日程度で終わってしまいました。 27日周期の図で前周期の変化と比べると、 最高速度も継続期間もずいぶん小規模になってしまいました。 太陽風の磁場強度は、4〜5nTと平均的な値で推移しています。 南北成分は弱い南寄りになっています。 このため、磁気圏では小規模の活動が起きていて、 AE指数は300nTくらいの変化が続いています。 現在は、太陽風の速度が下がってしまったので、 今後の磁気圏の活動は小さくなって行きそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 小さいコロナホールが所々に見えている程度です。 この後の太陽風は、穏やかに推移しそうです。 太陽は、無黒点で穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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