宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 3/25 13:22 更新 太陽風に小さい変化が発生しています。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 今朝、25日6時(世界時24日21時)頃に、 小幅ですが、太陽風の速度、磁場強度、密度などが 急に強まる変化が発生しています。 20日のCME(太陽ガスの放出現象)の乱れが、 4日半ほどかかって地球へやって来た様です。 速度は、270km/秒から300km/秒へ、 磁場強度は、3nTから7〜8nTへ高まった程度で、 磁場の南北成分も北向きに強まったため、 磁気圏への影響は小さく、 AE指数では、特に変化は発生していません。 その後も太陽風は低速の穏やかな状態が続き、 磁気圏もとても静かです。 太陽は、2736黒点群が沈んで、 無黒点になっています。 X線グラフでは、黒点群が沈む直前に、 B9.6ともう少しでCクラスに達する小さいフレアが発生しています。 この後は、X線グラフの強度も下がって行くでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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