宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 3/20 13:59 更新 新しい黒点が出現しています。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 太陽の西側に新しい黒点が出現しています。 群番号はまだ付いていませんが、 現在は2735群よりも大きくなっています。 X線グラフには小さい変化が見えていますが、 更に大きくなるでしょうか。 太陽風の速度は、昨夜遅くに400km/秒へ上がり、 平均的な速さになっています。 磁場強度は、6nTに高まる変化が発生していますが、 その後ゆっくり下がって現在は3nTとやや弱い状態に戻っています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤で南北に変化する時間帯があり、 AE指数で300〜500nTの小規模の活動が発生しています。 以降は磁場は弱い北寄りになり、 磁気圏も静かになっています。 27日周期の図で前周期のグラフを見ると、 2月20〜21日に太陽風速度と磁場強度の高まりが始まっています。 この変化が弱くなって回帰したのかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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