宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/ 3/23 14:07 更新 2736黒点群の活動は続いています。CMEによる太陽風の変化に注目してください。 担当 篠原 2736黒点群は、昨日の昼、22日14時(世界時22日5時)にも C4.8とやや大きい小規模フレアを起こしました。 その他にも、C1〜2の小規模フレアを5回、 Bクラスの小さいフレアを多数起こしていて、 X線グラフはにぎやかな変化になっています。 活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 規模としては小さい変化ですが、活発に爆発が起きています。 可視光写真では、2736黒点群は昨日と同じくらいの大きさです。 太陽の西の端に近付いています。 太陽風の速度は300km/秒へ下がり、 更に低速になっています。 磁場強度も3nT前後とやや弱い状態です。 太陽風はとても穏やかです。 磁場の南北成分は、小さく南北に変化する程度で、 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかです。 AE指数は小さい変化が見えている程度です。 太陽風は穏やかに推移していますが、 今後、20日夜に発生したCMEによる 太陽風の乱れが到来する可能性があります。 フレアの規模がCクラスだったことと、 現在の太陽風が遅くなっているため、 到来は明後日くらいになるかもしれません。 速度はあまり高まらずに、磁場の強まりが到来するかもしれません。 その場合も、磁場が南向きに強まれば 磁気圏の活動は活発になります。 今後の変化に注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2736黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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