宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:47)
昨日、C4.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/21 --- ---
3/20 20:03 C4.8
3/19 --- ---

黒点  3/20 (NOAA)
磁場 フレア
2735 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:34 377 +1.3
-2 h 382 -0.6
-4 h 392 +0.8
-6 h 395 -0.4
-8 h 401 -1.1
-10 h 401 -1.4
-12 h 401 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -2 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
3/21 0.4 7x10^2
3/20 0.4 2x10^3
3/19 0.4 7x10^2
3/18 0.5 7x10^2
3/17 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 3/16 12:44 太陽風は平均的な速さへ高まっています。
2019/ 3/17 09:54 太陽風の磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が高まっています。
2019/ 3/18 09:47 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかになっています。黒点が現れています。
2019/ 3/19 11:54 黒点は少し大きくなっています。太陽風は低速です。
2019/ 3/20 13:59 新しい黒点が出現しています。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2019/ 3/21 08:47 更新
C4.8の小規模フレアが発生し、CMEも発生しています。

担当 篠原

太陽の西側に新しく現れた黒点で、
昨夜、20日19時半(世界時20日10時半)に、
C4.8の小規模フレアが発生しました。
フレアの様子を、SDO衛星AIA193、131の動画で紹介します。

このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
淡いガスが太陽の右側を中心に飛び出して行く様子が見えています。
また、太陽を横から観測しているSTEREO Ahead衛星でも、
CMEが太陽から横方向に飛び出して行く様子が捉えられています。

真正面という状況ではありませんが、
飛び出したガスは地球にも向かっている可能性があります。
フレアの規模から考えると、大きな乱れにはならないと思いますが、
3〜4日後くらいに太陽風の乱れが到来する可能性があります。

太陽の可視光写真では、黒点は昨日よりも大きくなっています。
この後も、フレアを起こすかもしれません。


太陽風は、速度が400km/秒から380km/秒へ少し下がり、
やや低速になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁気圏は概ね静穏ですが、
AE指数には、小規模の変化も発生しています。




週末に学内で停電を伴う工事があり、ネットワークが停止します。
そのため、今日から来週の月曜日にかけて外部サーバーで運用を行います。
ニュースの更新は続けますが、フレア速報や最新情報の更新は停止します。
ご了解下さい。




C4.8の小規模フレアの様子。SDO衛星AIA193、131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右寄りに噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星により、太陽の横から撮影したCME。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。