宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/ 3/22 09:28 更新 C5.3など小規模フレアの発生が続いています。 担当 篠原 一昨日の夜にC4.8のフレアを起こした黒点は、 2736黒点群と番号が付けられ、 その後もCクラスのフレアを起こし続けています。 昨日の昼、21日12時(世界時21日3時)にC5.6、 今日未明の22日2時(世界時21日17時)にC2.6が発生し、 その他にもC1のフレアを3回起こしています。 活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 可視光写真で見ると、黒点は昨日よりも大きくなっています。 太陽の西の端に近付いてきたので、 地球へ影響が及ぶ可能性は次第に小さくなっていますが、 引き続き注目して下さい。 一方、2735黒点群は現在の写真では見えなくなっています。 太陽風は、速度が320km/秒へ下がり、 一段と低速の風になっています。 磁場強度は3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。 速度が下がっていることもあって、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193の太陽写真の中央部にコロナホールは見られず、 太陽風は基本的には穏やかな風が続きそうです。 しかし、昨日お知らせしたCMEによる乱れが 地球に向かっている可能性があり、 明日の夜以降は変化に注目してください。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2736黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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