宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:28)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/22 01:50 C2.6
00:58 C1.2
3/21 23:30 C1.5
11:48 C5.6
3/20 20:03 C4.8

黒点  3/21 (NOAA)
磁場 フレア
2735 2 α ---
2736 6 β C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 325 +2.1
-2 h 333 +1.9
-4 h 332 +2.4
-6 h 325 +1.0
-8 h 333 +1.7
-10 h 333 -0.2
-12 h 339 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 7 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
3/22 0.4 7x10^2
3/21 0.5 7x10^2
3/20 0.4 2x10^3
3/19 0.4 7x10^2
3/18 0.5 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 3/17 09:54 太陽風の磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が高まっています。
2019/ 3/18 09:47 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかになっています。黒点が現れています。
2019/ 3/19 11:54 黒点は少し大きくなっています。太陽風は低速です。
2019/ 3/20 13:59 新しい黒点が出現しています。太陽風は平均的な速度です。
2019/ 3/21 08:47 C4.8の小規模フレアが発生し、CMEも発生しています。
最新のニュース

2019/ 3/22 09:28 更新
C5.3など小規模フレアの発生が続いています。

担当 篠原

一昨日の夜にC4.8のフレアを起こした黒点は、
2736黒点群と番号が付けられ、
その後もCクラスのフレアを起こし続けています。
昨日の昼、21日12時(世界時21日3時)にC5.6、
今日未明の22日2時(世界時21日17時)にC2.6が発生し、
その他にもC1のフレアを3回起こしています。

活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
可視光写真で見ると、黒点は昨日よりも大きくなっています。
太陽の西の端に近付いてきたので、
地球へ影響が及ぶ可能性は次第に小さくなっていますが、
引き続き注目して下さい。

一方、2735黒点群は現在の写真では見えなくなっています。


太陽風は、速度が320km/秒へ下がり、
一段と低速の風になっています。
磁場強度は3〜4nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。
速度が下がっていることもあって、磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化が見られません。

SDO衛星AIA193の太陽写真の中央部にコロナホールは見られず、
太陽風は基本的には穏やかな風が続きそうです。
しかし、昨日お知らせしたCMEによる乱れが
地球に向かっている可能性があり、
明日の夜以降は変化に注目してください。



C5.6フレアなど、2736黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2736黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。