宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 3/ 6 14:51 更新 太陽に2734黒点群が見えています。太陽風は平均的な速さです。 担当 篠原 昨日、太陽の北半球の東側に見えていた小さい黒点が大きくなり、 2734黒点群と番号が付けられています。 NOAAの群番号が付けられた黒点は、 1月下旬にC5のフレアなどを起こした2733黒点群以来です。 今のところ、X線グラフは目立った変化はありませんが、 2734群の今後の変化に注目してください。 太陽風は、380〜400km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化していて、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は、小規模の変化が時々起きている程度です。 ただし、太陽風のグラフの最後で、 磁場が -7nTと大きく南を向く変化が発生しています。 この変化が今後も続くと、 磁気圏の活動を高めることになるでしょう。 今日から、種子島ロケットコンテストに参加するため 種子島に来ています。 初日は発表会ですが、昼頃は激しい雨になりました。 明日は天気が回復しそうですが、風が心配です。 来週は研究会も重なり、 1週間後の13日まで更新時刻が不定期になります。 ご了解下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |