宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 3 --- ---
3/ 2 --- ---
3/ 1 --- ---

黒点  3/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 488 -1.0
-2 h 497 -2.2
-4 h 486 -0.1
-6 h 504 +0.6
-8 h 539 +1.4
-10 h 534 -0.2
-12 h 548 -2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -19 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
3/ 3 0.5 6x10^4
3/ 2 0.4 3x10^4
3/ 1 0.5 5x10^3
2/28 0.4 2x10^2
2/27 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 2/26 13:18 太陽風は低速風が続いています。コロナホールの影響が近付いています。
2019/ 2/27 12:21 太陽風は低速の状態です。この後、高速太陽風が始まりそうです。
2019/ 2/28 12:43 高速太陽風が始まりました。磁気圏の活動も高まっています。
2019/ 3/ 1 12:31 太陽風の速度は更に上がり、磁気圏の活動も活発です。
2019/ 3/ 2 12:51 500km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2019/ 3/ 3 13:56 更新
太陽の東端に第25期の磁場の並びを持つ領域が現れています。

担当 篠原

太陽の東端から現れた活動的な領域は、
太陽の新しい活動周期、第25期の磁場の並びになっています。
1枚目の左側の磁場写真では、
左端近くにこの領域の磁場の強まりが見えています。
左側はN極(白)、右側はS極(黒)となっています。

過去のニュースを振り返ると、
2月13日の記事で、太陽の西側に
新しい周期の磁場の強まりが現れたことを紹介しています。
この領域が太陽の裏側を回って、再びこちら側に現れた様です。
見えている位置も、南緯18度程度と前回と同様です。
この領域は、出現して18日経っていることになります。

可視光写真では、黒点は見えていない様で、
太陽は無黒点が続いています。


太陽風は、今朝までは550km/秒付近を保っていましたが、
その後一段下がって、500km/秒になっています。
高速の状態は続いていますが、勢いは弱まってきています。
磁場強度は、4nTと少し弱くなっています。

磁気圏の活動も勢いが下がり、
AE指数では500nT程度の中規模の活動が続く様になり、
グラフの後半は、もう少し弱くなっています。

前周期の高速太陽風も、この後に終わりを迎えています。
今回も同様の推移になりそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、更に高まっています。
高速太陽風が落ち着いてきたので、
こちらの増加も落ち着きそうです。



太陽の南半球に現れた、新しい第25活動周期の磁場の並び。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。