宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 2/28 12:43 更新 高速太陽風が始まりました。磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 昨夜から太陽風に変化が始まって、 磁場強度は10nTを超えるくらいに強まり、 速度も500km/秒に達して高速風になっています。 現在の磁場強度は、少し下がって7nTです。 磁場の南北成分は、 最大で -10nTくらいまで南向きに変化しています。 磁気圏の活動は高まって、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が 繰り返し発生しています。 ノルウェー・トロムソの全天カメラで、 オーロラの様子が撮影されていたので、 世界時28日1時頃の動画を掲載します。 AE指数ではあまり高まっていない時間帯ですが、 現地の天候が悪く、ここしか晴れ間がありませんでした。 27日周期の図を見ると、 前周期の高速風は4日ほど続いています。 SDO衛星AIA193では、 高速風をもたらしているコロナホールは、 太陽の中央線を通り過ぎたところです。 今回の高速風も同じくらいの継続時間になりそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 現在は低い値になっていますが、 この後、増加を始める可能性があります。 太陽は、無黒点で穏やかです。 ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時28日1時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |