宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:42)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/13 --- ---
2/12 --- ---
2/11 --- ---

黒点  2/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 411 -1.6
-2 h 400 +1.2
-4 h 398 -0.2
-6 h 410 -1.2
-8 h 369 +0.5
-10 h 363 +1.9
-12 h 366 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
2/13 0.4 6x10^2
2/12 0.5 2x10^3
2/11 0.5 3x10^3
2/10 0.4 3x10^3
2/ 9 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 2/ 8 16:06 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2019/ 2/ 9 12:55 太陽風はやや高速になっています。
2019/ 2/10 13:24 やや高速の太陽風が続いています。
2019/ 2/11 12:11 太陽風の速度は下がって、やや低速です。太陽は無黒点が続いています。
2019/ 2/12 14:14 太陽に第25期の磁場の並びが現れています。太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2019/ 2/13 12:42 更新
太陽の南半球に第25期の磁場の並びを持つ黒点が現れています。

担当 篠原

昨日に続いて、今度は太陽の南半球に、
新しい活動周期の磁場の並びを持った領域が現れています。

昨日の磁場の強まりは、その後弱くなって見えなくなりました。
それに続くように、太陽の南西側(右下側)に磁場の強まりが現れ、
可視光写真を拡大すると、小さい黒点も見えています。

出現緯度は、南緯17度くらいです。
昨日の領域よりも低緯度ですが、
赤道からはある程度離れているので、
新しい活動周期の領域と考えて良いのではないかと思います。
磁場の並びは、右にS極(黒)、左にN極(白)です。
これは、昨日の北半球の領域と反対になっています。
北半球と南半球の黒点の磁場の並びは反対になるので、
今回の黒点の磁場は、
新しい第25活動周期の南半球の特徴を持っていると言えます。

新しい領域の現れる頻度が上がってきたのでしょうか。
今後の推移に注目して下さい。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁気圏は全体としては穏やかですが、
AE指数には小規模の変化も発生しています。

27日周期の図を見ると、
前周期はこの後に速度の高まりが来ています。
今回はどうなるでしょうか。




太陽の南半球に現れた、新しい第25活動周期の磁場の並び。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。